Leather Works Exist

拘りのレザーアイテム

ご訪問ありがとうございます。
Leather Works Exist では革を裁断~レザーカービング、手縫いによる仕立ての全ての行程をハンドメイドに拘り手作業で製作しています。
「アメリカの香りがする装い」をコンセプトにレザーカービングを施した革製品を製作しております。

2023年12月

レザーカービングが施されたレザーアイテムにモゥブレィのサドルソープが使えるか?
という実証実験です


サドルソープは靴専用の石鹸で革靴を水洗いして綺麗することが出来ると
うたっている石鹸です。

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こちらが使い込んでエイジングしたレザーアイテム

行った作業は
①豚毛ブラシでホコリを落とす。
②サドルソープの説明書には「レザーアイテムをスポンジで湿らす」とあるが
 これがレザーカービングとの相性が悪い
 レザーカービングは染色後表面にコーティングしており弾く部分と湿る部分と
 あり水シミが出来る
③歯ブラシを使ってサドルソープをよく泡立てて、スポンジで泡を取り
 革の表面を撫でるように優しく泡を載せる
④綺麗な布で泡をふき取る
 布を見ると染料が多少とれているのが見てとれる

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⑤サドルソープで洗った後の感想としては
 艶が無くなりマットな質感になった、所々水シミが出来てしまった
 凹み部分に石鹸が残った、全体的に色が濃くなった

         ** 結論 **
 レザーカービングが施されたレザーアイテムには相性が悪い


自分が使っているクリーナーは
コロンブスのニューネオクリーナー


よく汚れがとれるというわけでは無いので
汚れが酷くなる前に薄汚れたらクリーナーをかけるようにしています。
自分のやり方は
①豚毛ブラシでホコリを落とす
②クリーナーで汚れを落とす
③マスタングペーストを薄く塗布
 
 マスタングペーストは油分の浸透力が高いので布で薄く塗布
④豚毛ブラシをかけてクリームを馴染ませる

レザーアイテムはお手入れをしますと愛着が沸きますので
ぜひ挑戦してみて下さいね♪

時間は遡って、デザフェス前にオーダー頂き
デザフェス直前に完成したオーダーを頂いた
インディアンヘッドロングウォレットです。

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インディアンヘッドを中心にし、周りに花を配置して
奥行きがでるようにデザインしました。

革は表革は昭南皮革の本ヌメ鞣し、内装は昭南皮革のサドルレザーを使用
表革の裏地にサドルレザーを0.5mm厚でベタ張り、張りと強度を出しています。

内装はミシン仕立て、表革は手縫い仕立てです。

経年変化が楽しみな一品になりました♪
オーダーありがとうございました♪

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