Leather Works Exist

拘りのレザーアイテム

ご訪問ありがとうございます。
Leather Works Exist では革を裁断~レザーカービング、手縫いによる仕立ての全ての行程をハンドメイドに拘り手作業で製作しています。
「アメリカの香りがする装い」をコンセプトにレザーカービングを施した革製品を製作しております。

カテゴリ: リメイク

以前、骨董屋さんで1000円のトランクを買い、そのリメイクを行いました。

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内側に山梨支部って書いてありました。
前の持ち主の痕跡が残ってますね~

トランクの材質は主に紙でした??
なんか紙と木屑を混ぜて圧縮したような物です。
サイズは横約60cm、奥行き約40cm、深さ約18cmで結構大きいです。
紙製なのもこの大きさに対しての軽量化を図った創りなのかもしれません。

まず、引っ張ると簡単に取れる内装を外します。
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しかし、内装生地の芯となっている紙が結構残ってしまって
これを取るのがかなり苦労しました。
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新たに貼る内装にはスエード調の生地を使用しました。
スエード調生地はその辺の生地屋さんだとかなり高い為、
生地の街・日暮里に行って買ってきました。
日暮里は安いですね~
近所だとmで1400円ぐらいしたのに、
日暮里でちょうど半端物があったおかげで2mちょっとで
800円ちょっとぐらいで済みましたから大分安上がり。

スエード生地はそのままだと綺麗に貼れないのでボンテックスという
鞄の心材に使われる厚紙を使用しました。
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あとは接着剤で圧着して完成
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スエード生地に変えるだけでかなりいい雰囲気になりました。

さらに海外のホテルのシールをベタベタと貼ってるとまたぐっと
雰囲気がよくなります。
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ただひとつ失敗がありまして、生地の厚さと心材の厚さを考えずに
蓋の部分にも生地を貼ったので蓋が閉まりづらいという結果に・・・
心材にはもっと薄いものを使用していればよかったと後悔・・・

ちなみにトランクのリメイクは初めてでしたがまぁ、なんとかなるものです

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腐ってやがるっ!

実家に子供の頃からあった木製の瓶ケース、それもコカコーラ印!

実際に瓶コーラが入ってた代物だったけど、用途がなくなって踏み台とかしてた

長い間野外の倉庫に放置してたから完全に朽ち掛け…

とりあえず水洗いしたけど、グラグラして使い物にならないからバラす!
ばらしてうまく直せるかは分からないけど、結果はまた別の機会で。

先日、父が家の倉庫を整理したら底の浅い木箱が出てきました。
父が捨ててしまうと言うのでそれならと思いゲット!
クラフトマーケットの展示に使えそう!でもこのままじゃ単に小汚い箱・・・
まず、埃で真っ白になっているのを水をかけてジャブジャブ、たわしでゴシゴシ!

んで綺麗なったのがこれ↓
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いい感じに古びてます。。。てか汚いです。

なので全体に紙ヤスリで木目に沿って磨きます!

さらに古びた感じを出す為に金ブラシで木目に沿って磨きます。
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金ブラシをかけることにより木の柔らかい部分は削れ堅い部分は残るので木目が強調されます。
ちなみに自分は木工用金ブラシは持ってないのでバイクのプラグを磨く用のブラシでやったよ?

んで綺麗になったのがこんな感じ↓で木目もハッキリとしています。
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お次は色を付けます。今回自分が使用したのはアメリカのオールドビレッジ社のオイルスティンという染料です。
ニスやウレタン塗装と違い、オイルステインは木に浸透している染料です。
ニスのテカリ具合が気に入らず、日本製のオイルスティンも見ましたが良い質感の色がなくどうせならと思い
オールドビレッジ社に決めました。
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作業を行っていた日は風があったので砂や埃などを避ける為、室内に移動
大きい方の木箱は底板が木でなく紙を圧縮したような材質だったのでマスキング
オイルスティンの中身はこんな感じ
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刷毛を買うのが面倒だったので今回は布切れで木目に沿って塗り塗り、余ったらフキフキ
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二度塗りして乾いたらこうなりました?
木目も良い感じです。
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アンティーク風とまではいきませんが綺麗になって良い感じ
こうして古い木箱に色を塗るだけだけど結構楽しい!

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