以前のFC２ブログに掲載していましたが
ブログのお引っ越しをしたのと時間が大分経ってので
改めて掲載します。

日本革工芸展に出品する為に
製作したのが始まりです。

カウスカル１号（仮）

確か２０１１年頃です。
しかし、秋頃に開催される革工芸展までには完成することができず出品はしませんでした。

未発表作品なのでそのまま翌年の革工芸展
に持ち越してもよかったのですが
完成品は翌年、２０１２年５月に
アメリカ・ワイオミング州
シェリダン郡で開催される
ワールド・レザー・デビューという
コンテストに申し込み発送

しか～し！
英語が出来ない為、発送方法の翻訳にてこずり
発送がギリギリ！
間に合え～！っと願って発送したが
コンテスト期間最終日の翌日に現地到着
ギリギリアウトで未開封のまま返送されました😢

再度、日本革工芸展に出品する為
一号を2/3サイズに縮小、フルカービングを施した
革を木に張り付け土台としました。

　　
「畏怖」

出品した後、日本革工芸展から
封書が届き、日本革工芸展の会場の詳細な案内
とともに受賞していれば受賞の案内も同封されて
いるんですが、受賞案内はなく
「あ～、受賞はできなかったか～」と軽く凹みました

封書受け取りから数日たったある日、秋頃で
野外のクラフトマーケットに出展していたときに
電話があり、そこで初めて手違いで受賞案内が同封されていなかった。
受賞してるよ！おめでとう！と

あれはビックリしましたね～
一度落ちてからの嬉しい連絡でしたので
本当にテンションが上がりました！

コンテストに初めての出品で
２０１３年の日本革工芸展で
東京都産業労働局長賞を受賞致しました。

翌年、２０１４年に再び
ワールド・レザー・デビューに申し込みをし
時間に余裕を持って発送。
オンラインでの発送状況を見てコンテスト期間内に
無事に現地に到着したことを確認してそのまま
安心してPCの電源オフ
これが不味かった・・・

コンテスト終了後に主催者から
「どうしたんだい、コンテストに参加しなかったから残念だよ」
的な内容のメールが来てビックリ！！

拙い英語で荷物はコンテスト期間内に
現地会場に届いてることを伝え確認してもらったら
会場のホテルに荷物があった。
主催者も期間中はホテルに届く荷物はチェックしていたのにおかしいと
訝しんでましたがどうこう出来ないので
そのまま翌年の２０１５年のワールド・レザー・デビューに
エントリーさせてもらいました。
現地到着したことを確認連絡していれば
行方不明にならなかったと悔やまれます。
結局は何も受賞は出来ませんでしたが
レザーカービングの本場、シェリダンで
本場の方々に品評して頂いただけで大変有り難いです。

この「畏怖」を修正変更した物と少し小さく
した物をオンラインショップにて販売中です。
くわしくはこちらから
https://lwexist.handcrafted.jp/

後編へ

カウスカルマスクを作るまでの経緯を
つらつらと書きたいと思います。

日本革工芸展に作品を出品する為に
色んな牛の頭蓋骨の写真を参考に実物に近い大きさで試作品を製作
①


試作品に対して土台が大きくなると考え、本番では2/3サイズに縮小し、土台を作成
②

タイトル、「畏怖」

2013年秋の日本革工芸展にて
東京都産業労働局長賞を授賞

2015年春、レザーカービングの本場、アメリカのシェリダン郡で開催された
would Leather debutに出品するが授賞ならず

2014年秋のデザフェスで試作品①を被ったら面白いんじゃないかと思い、被り始める。
しかし、視界が狭く前がほとんど見えずで危ないので新たにマスクを作成

2015年秋のデザフェスにて初披露！
③


三つを並べると